環境体験アミューズメント
「草津谷・六合 湯物語」オープン

 

草津温泉のお湯は旅館のお風呂などで使用されたあと、または使わないまま、温泉街の地中を流れる「湯川」に流されます。しかし草津のお湯は非常に強い酸性ですので、そのまま下流の川に流すと、その川の生態系を破壊してしまいます。その対策として、大滝の湯の下に、湯川に生石灰を流して中和する「中和工場」が稼働しています。
この中和工場がこのほど、一般のお客様にも見学・体験して頂ける「環境体験アミューズメント」として生まれ変わりました。

 

大滝乃湯側入口
施設案内板

(左)大滝乃湯玄関の右側の道を下っていくと、駐車場の先にこの門が見えます。これが「環境体験アミューズメント 草津谷・六合(くに)物語」の入り口です。

(右)施設内には工場を中心に、いくつかの体験・展示スポットが用意されています。

pHテスト説明
百年石製作体験

(左)石灰による中和で温泉の強い酸がどれだけ和らげられるか、pH試験紙で知ることができます。

(右)コンクリートにペンキで文字や絵を描いたものを温泉につけて数日おくと、ペンキの部分以外が溶けてしまう性質を利用した「百年石」の制作体験もできます。

生石灰採取場
石灰サイロ
ここからは中和の方法についてのお勉強を。
(左)群馬県南部の南牧村(なんもくむら)にある山から生石灰を採取し、細かい粉末にして運びます。

(右)運ばれた生石灰は、中和工場のサイロに貯蔵されます。1つのサイロに40トンの生石灰が入ります。

石灰ミキサー
石灰水の流し込み
(左)サイロの下には巨大なミキサーが多数あり、生石灰と水をかき混ぜています。

(右)工場のすぐ下を流れる湯川に、石灰水が常に流されます。

上州湯の湖

中和工場で石灰が混ぜられた湯川は、そこから4kmほど下流にある「品木ダム」でせき止められ、石灰分を沈殿させた後に下流へと流されます。品木ダムによってできたのが、この「上州湯の湖(ゆのこ)」です。
ここまで足をのばすのは少々大変ですが、エメラルドグリーンの水をたたえた美しい湖ですので、お時間があれば足をのばしてみられるのも一興かと。

 

 

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